2022年度、特に優秀な成績を収めたり、秀でた活躍を見せた選手を『KFBA AWARD 2022』として表彰いたします。
関西フレスコボール協会所属となるGVK、GPA、DHN、NFCメンバーの投票を経て、KFBA選考委員の最終選考により受賞者が決定いたしました。
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KFBA AWARD 2022
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◆最優秀コンビ賞
[Most Valuable Pair]
2022年シーズンにおいて、特に優れた成績やコンビネーションを見せた二人へ贈られる。
〈男子部門・最優秀コンビ〉
岸田直也&山下祥コンビ
〈受賞理由〉
2019年以来となるコンビ結成で、ジャパンオープン初優勝&日本代表選出。特に男子カテゴリにおけるジャパンオープン優勝は関西初の快挙であり悲願。山下選手は、この3年間で明石・大蔵海岸のクラブを日本最大規模へと育てあげ、練習中のビーチクリーンなど献身的に活動。岸田選手は相方として奈良県から明石・大蔵海岸まで通い、周囲の指導にもあたり、技術の底上げにも貢献。勝利と普及の両面に全身全霊をかけた二人が栄光を勝ち取り、仲間からも堂々の最多得票数で選出です。
〈ノミネート〉
岸田直也&松井芳寛、高津幸佑&高橋庸充、井上直之&石田泰久、染矢明伸&竹田和也(得票数順)
〈女子部門・最優秀コンビ〉
風味千賀子&宮山有紀コンビ
〈受賞理由〉
2019年のペア結成から4年連続となる日本代表に選出。同ペアで4シーズン目に挑むのは、日本フレスコボール界においても前人未踏のこと。また二人にとって、今年は大阪・桜ノ宮の普及にも注力した一年。「かざみやペアのおかげで、奈良や大阪の受け皿ができて尊敬」「試行錯誤していた二人を近くで見ていただけに年間ランキング一位が嬉しい」といった内容の投票が多数。常に新しい景色を見せてくれる関西のシンボル的な二人で、仲間からの信頼も厚く、堂々の最多得票数での選出です。
〈ノミネート〉
石田尚子&牛田美紀、宮下ゆめ花&山本彩佳、岡本聖子&岡本千聖(得票数順)
〈ミックス部門・最優秀コンビ〉
山下祥&新開由佳子コンビ
〈受賞理由〉
2022シーズンを通じて出場し、地元開催となった9月のオオクラカップ直前で、新開選手が手術を伴う膝の大怪我という不運に見舞われる。その逆境の中、二人は「ハンディがあっても戦えるスポーツだと証明しよう」と、椅子に座りながらのラリーを選択。ペアを信じて容赦なく打ち込む山下選手の球に新開選手も食らいつき、ペアのシーズン最高得点を導き出し、大会ではベストラリー受賞。フレスコボールの可能性を広げたとともに、見る人に多くの勇気と感動を与えたとして、最多得票での受賞です。
〈ノミネート〉
中野克希&宮山有紀、青田清&青田芳子、山下みずき&中野克希、板倉進&板倉香代子、岸田直也&宮山有紀(得票数順)
◆新人王
[Vento novo of the year]
プレーもしくはその他活動において、目をみはる成長を見せてくれた選手へ贈られる。
〈男子部門・新人王〉
中野克希選手
〈受賞理由〉
2021年、間所選手の紹介でフレスコボールを始めた中野選手。ラケットスポーツの経験もなく、周囲に比べると、スタートラインはどちらかというと後ろのほう。それでも「フレスコボールが楽しい」と毎週のように大蔵海岸に通い、オオクラカップ2022ミックス部門で宮山選手とペアを組み、自身初の入賞。いつも明るく周囲を和ませる彼。自然と胴上げの輪ができたのは、彼の人望そのもの。ひたむきにボールを打ち続け、「やればできる」を体現。成長率No.1。最多得票で新人王に選出されました。
〈ノミネート〉
向谷地崚、薗崎正、斎藤大我、染矢明伸、竹田和也(得票数順)
〈女子部門・新人王〉
釜本菜々香選手
〈受賞理由〉
すっかり遠征常連メンバーになった釜本選手。堅実で安定感のあるプレーには成長が感じられ、周囲も一目置く存在に。またプレーにおける成長だけでなく、人としての成長を評価する声も多数。地元・淡路島にフレスコボールを広げたいと「フレスコボール淡路島GOA」設立にチャレンジし、4月に見事その船出を迎えました。以降も淡路島でのフレスコボールフェスティバルを企画し、四国のフレスコボーラーを巻き込んだ大規模イベントとなり大成功に。女子部門で票を独占し、一択での新人王選出です。
◆KFBA特別賞
メンバーからの自由投票で一定の票を集め、KFBA会長・副会長によって表彰に値すると判断された特別賞です。
〈KFBA会長賞〉
山下大将選手
〈受賞理由〉
文字通り「毎週皆勤賞」を年間通じて完遂した山下選手。そのフレスコボール愛に誰もが感服するとともに、コロナ禍というハードな環境下でもそれを完遂したタフさにも脱帽。「行けば必ず大将さんがいる」という安心感は、古参メンバーだけでなく、新メンバーにとっても心の支えになったことは言うまでもありません。しかし、大蔵海岸の普及を支えた大黒柱が12月からまさかの仙台転勤に。彼の意志は、他の仲間に引き継がれることに。多大なる功績をたたえ、特別賞に選出です。
〈KFBA会長賞〉
新開由佳子&岡本聖子コンビ
〈受賞理由〉
「スポーツ21あさぎり」の導入ならびに運営で大車輪の活躍。そのおかげで、朝霧地区は、もはや日本を代表するフレスコボールタウンに。子どもたちが毎週水曜の夕方に楽しくフレスコボールを楽しんでいる様子を見ると、大人たちも勇気をもらいます。また岡本選手は、本活動だけでなく、試合中に仲間を全力で応援する姿勢に、感謝の票も多数。新しい景色を見せてくれた二人に最大のリスペクトです。
〈KFBA副会長賞〉
薗崎正選手
〈受賞理由〉
彗星の如くGVKの体験会に現れ、体験者の顔をしていたかと思うと、次の日には体験者を迎えるGVKメンバーに。その後、泉南のビーチスポーツイベント、岡山の体験会など精力的に普及活動に貢献。そのバイタリティーと、敵を作らないパーソナリティーは、尊敬に値する。近年のルーキーの中でも技術向上に対する求心力は随一で、周囲のトッププレイヤーの指導を仰ぎながら、階段を着実に駆け上がるはず。来年は新人王の選出にも期待大です。
◆ナイスチャレンジ賞
特筆すべきペアや選手として投票で名前の挙がった方々を、理由とともにすべてご紹介します。
〈「スポーツ21あさぎり」のみんな〉
毎週水曜日の放課後に、フレスコボールにチャレンジ。気づけば仲間も増え、未来の日本代表誕生にも期待。オオクラカップでは「あいうえお体操」を披露し、会場を盛り上げてくれました。
〈高津幸佑&高橋庸充コンビ〉
リクゼンタカタカップで81歳の高橋選手と組んだ高津選手。年齢や地域を越えてラリーを繋いだ奇跡の5分間に、会場では涙する人も多数。献身的にクラブ運営を支える姿にも評価の声が集まりました。
〈中島大和選手〉
いろんな選手と組む中で、ペアの力を引き出そうと全力で常にボールを追う姿が印象的な中島選手。体験者や子どもたちにもやさしく寄り添い、リピート率もNo.1。今後のさらなる成長が楽しみです。
〈山本彩佳選手〉
学業の傍ら、フレスコボールにも一所懸命。アリアケカップでは、宮下選手と共に悲願の女子初優勝。クラブ代表としても周囲への細かな気配りをしながら人間力も向上。来年は、日本代表奪還に期待。
〈宮下ゆめ花選手〉
山本選手とともに、アリアケカップ優勝。このほか、組んだペアとは好成績を残すことも多く、それは本人の実力が確かなことの証。明石のシンボル的プレーヤーとして、さらなる飛躍に期待します。
〈中村祐介&葉子選手〉
フレスコボール選手でありランナーとして、とどまることを知らない中村祐介選手。そして妻・葉子選手は、三児の母としても家族を献身的に支える姿が印象的。「さすがのひと言だ」と票が集まりました。
〈井上由香選手〉
持ち前のセンスで、上達スピードはママプレーヤー随一。オオクラカップでは落球9という抜群の安定感。4人の子どもたちを支え、「なかなか真似できない」とママたちから尊敬の声が多数集まりました。
〈井上直之選手〉
東京への単身赴任期間も、気づけば折返し。週末はたびたび大蔵海岸に登場するも、東京・永福町の練習に単身で乗り込んだ逸話も。ジャパンオープンにも出場し、明石を代表するフレスコボーラーに。
〈板倉進選手〉
オーシャンビューのリストランテ・イタクラは、関西フレスコボーラーの心の拠り所に。普段から粋な写真をグループLINEに投稿し、クラブの雰囲気は柔和に。遠征にも欠かせない大事な仲間の一人です。
〈板倉香代子選手〉
「あのアタックはすごい」というプレー面での票が多数を占めた香代子選手。JFBA年間ランキングでも堂々の年齢別カテゴリ1位に。まだまだ成長途中。GPAのシンボルとして大いなる期待が高まります。
〈藤本瞬選手〉
シーズン問わず、練習後のやすらぎをもたらしてくれるフジパンコーヒーのティータイムは、ファンも多数。技術面の着実な成長はもちろん、体験者への対応も率先して行い、きめ細かな心配りに拍手です。
〈青田清、青田芳子コンビ〉
休日だけでなく、平日の朝練常連メンバーとしてメキメキと成長し、強烈なアタックも打ち返すように。青田農園の新鮮な野菜をいただき、お世話になったメンバーも多数。クラブを支えるキーマンの二人。
〈廣田有一選手〉
明石発フレスコボールブランド「クレセント」オーナーとして、仲間のフレスコボールライフを彩る日々。選手としても常に向上心も忘れず、探究心も随一。みんなが慕うミスターフレスコボール。
〈松井芳寛選手〉
日本代表として挑んだ9月のギリシャ・アテネ大会では、ベスト4。このほか、シニアの方々へのフレスコボールの導入にも励むなど、関西フレスコボール界に常に新しい風を吹かせる貴重な存在です。
〈石富東選手〉
圧倒的なディフェンス力で、ペアの好プレーを引き出す名選手。整体でも仲間をメンテナンス。感謝の声も多数集まった中、「町で似た人をよく見かけるけど本人じゃなかった」というユニークな票も。
〈岩木慎選手〉
関西から広島に移った後もフレスコボールの火は消えず。関西と広島のフレスコボールの架け橋となり、体験会も実現。大蔵海岸にカムバックする機会も多く、その時のみんなからの愛されっぷりは健在。
〈山下みずき選手〉
今シーズン初めて1,000点超えをクリア。ひたむきに練習を重ね、目標を達成する姿には、多くの仲間が勇気をもらい、プレー後の笑顔は誰もが晴れやかな気持ちに。大会時はカメラマンとしても大活躍。
〈酒寄未来&晃選手〉
出産後まもなく、フレスコボールにカムバック。ポテンシャルは随一で、将来のママプレーヤー日本代表の筆頭。旦那は、意外な一面でおっさんの会の仲間たちの心をわしづかみ。さらなる躍動に期待。
〈石田莞大&菖乃&晃大選手〉
「ナイスSDGs活動」で票を獲得。ビーチで積んだ経験を日常にも活かし、学校の帰り道にもゴミを拾いながら帰宅している逸話も。スポーツ21でも、フレスコボール特訓中。将来が楽しみな三人です。
〈石田泰久選手〉
井上選手と二人三脚。年間MVPにも票が入るなど、大会ごとにベストラリーを更新し、多くの仲間が感動をもらいました。「かっこいい父ちゃん」の姿は、子どもたちの目にもしっかりと刻まれたはず。
〈石田尚子&牛田美紀選手〉
二人して「壁にぶつかり続けた」と形容する一年を過ごし、ついに目標としていた自身最高記録を突破。心から応援したくなる二人の好成績に、周囲も歓喜しました。MVP得票数も堂々の第2位。
〈工藤果穂選手〉
全国中でフレスコボールを楽しむ姿は「いつでも、どこでも、誰とでも」楽しめるフレスコボールの魅力をまさに体現。常にポジティブなオーラをまとい、周囲を明るくしてくれる唯一無二の存在です。
以上となります。もちろん、ここに挙がった方々だけでなく、フレスコボールを愛するすべての方々の尽力で、関西フレスコボール界が成り立っており、皆さまに感謝申し上げます。より良いフレスコボール活動を行えるよう、KFBAもより一層活動に励んでいきます。
◇歴代受賞者
〜KFBA AWARD 2021〜
◆最優秀コンビ賞
〈男子〉松井芳寛&岸田直也コンビ
〈女子〉宮下ゆめ花&山本彩佳コンビ
◆新人王
〈男子〉中島大和&宮﨑夕コンビ
〈女子〉岡本千聖選手
◆KFBA特別賞①
青田清&青田芳子コンビ
◆KFBA特別賞②
藤本瞬&山下大将コンビ
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〜GVK&GPA AWARD 2020〜
◆最優秀コンビ賞
〈男子〉山下祥&弘田聖コンビ
〈女子〉風味千賀子&宮山有紀コンビ
◆新人王
〈男子〉出羽大輔
〈男子ノミネート〉廣田有一、藤本瞬、山下大将
〈女子〉宮下ゆめ花&山本彩佳コンビ
〈女子ノミネート〉石田尚子&牛田美紀コンビ
◆GVKクラブ代表・まっちゃん賞
山下みずき、杉村秀樹
◆GVKクラブ副代表・やま賞
牛田匠
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〜GVK AWARD 2019〜
◆最優秀コンビ賞
風味千賀子&宮山有紀コンビ
◆新人王
當麻早希
〈ノミネート〉上西大央、杉村秀樹
◆まっちゃん賞[最優秀エンターテイナー賞]
小城健司
◆やま賞[最優秀サポート賞]
亀岡祥子
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